2015年01月26日

閲覧者の皆様へのお願い

 以前から気になっていて、特に大きな問題は起きていないのでここに書いたことはなかったのですが、万が一の時のために(私自身のことというよりは、共感覚者や共感覚にご関心のある皆様が混乱しないために)、一応書いておきます。

 いくつかのネット掲示板で、私本人を装い、私のサイトにリンクして私の共感覚を紹介し、質問を受け付けて答えているなどの例が見られます。回答には、私のサイトの文章を引用していることもあるようで、一見するときちんとした文章になっているようですが、それでも内容的に誤っている場合が見受けられます。(それよりもまず、その労力が大変そうだなと思ってしまいますが。)

 私は、自分のサイト、ブログ、登録しているSNS以外では、そのような共感覚に関するネット活動を一切おこなっておりませんので、念頭に置いていただけると幸いです。「2ちゃんねる」などの外部掲示板において私が自分の共感覚を紹介したり共感覚の質問に回答しているようなことは一切ございませんので、くれぐれもご注意下さい。

 基本的に、大事なご質問については、私宛てに直接メールやメールフォーム、SNSのメッセージにてお送りいただき、私からの直接の返信をお待ちいただくことを強くお勧めします。

(ご本名の記載がなく、ニックネームだけですと、こちらからの返信が遅れる場合もございますが、それでも必ずご質問には答えて返信させていただいております。)

 もちろん、単に外部掲示板で、私の共感覚に言及したり、法律やこのサイトの断り書きの範囲内で引用・転載して下さることは、大変ありがたく、禁止事項では毛頭ありません。

 何卒よろしくお願い致します。
posted by 岩崎純一 at 20:02| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ・挨拶事項

2015年01月19日

共感覚公表10年目の記念コンテンツの公表と多少の不安

岩崎純一の共感覚データベース サイトで初めて共感覚を公表してから10年目に入りました。(正しくは、10年目に入ったことに今年に入って気づきました。)

 そこで、作りためている共感覚記録(データベース)の一部(将棋・地図・自動車・鉄道・数学など)をサイトで公表することにしました。まだ追加する予定です。

http://iwasakijunichi.net/synaesthesia-database/

 遊び心として、脳内デパートのフロアガイド版と、回転して遊べる3D映像操作版も作成してみました。

 詳しい更新内容は、更新情報ブログをご覧下さい。

 それから、私の杞憂かもしれませんが、共感覚の例の中には、共感覚に慣れていない閲覧者が安易にご覧になると、わけが分からず気分・体調が悪くなるようなものもあるかもしれず(過去に私の共感覚の具体例に仰天して体調を崩し、逆に謝られたこともあります)、データベースのトップページには、閲覧時のご体調などに関する一応の注意書きを添えておきました。

 また、共感覚者が閲覧された場合も、共感覚色が当然私とは異なるかと思いますので、ご無理のないようにご覧いただければと思います。

 いずれの場合も、ほとんどは笑い話で終わりますし、それで全くかまわないのですが、とりわけ初めて共感覚に触れる方々については、稀に先述のようなケースがあります。私も閲覧者の体調を悪くするために公表するわけではないので、気になるところではあります。

 おそらく、共感覚に慣れていない方々にとっては、悪気はなく、単に一種のタブーか都市伝説、神秘主義宗教にでも出会ったような衝撃を受けているのだろうと、個人的には思います。私は、サイトで精神疾患全般も扱っているので、その話題さえも抵抗がなく、嫌な気も全くしないのですが、ともかく、こういった方々の心因反応としては「急性ストレス反応」に近いものがあるかもしれません。

 もちろん、共感覚の場合は、もはや同じ共感覚というカテゴリの中でも学者・研究者が新説を生み出し続けなければならないほど、(特に海外では)すでにありふれた学術テーマであることを告げれば、特に問題なく話が収まるのですが。

 一方で、知人の子供たちに私の共感覚の例を見せると、親が「岩崎さん、ヘンなものをウチの子に教え込まないで下さい」というような空気を出してくるのに、子供のほうが最初からキャーキャーと喜んでいます。やはり、共感覚は子供たちの世界認識のほうに親和性が高いのだと改めて感じます。

 というわけで、このままヘンな大人(自称「子供たちの気持ちを本当に考えている大人」)でいようかなと考えています。

 大幅に話がずれました。

 また、サイト自体の運営開始からは11年目ですが、記念にサイトのサブタイトルとして、ミシェル=フーコーの用語を用いた"Niches of Episteme"(知のすきま)を追加しました。解説もプロフィールのページに書いてみました。
posted by 岩崎純一 at 21:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 自分の共感覚

2015年01月07日

我々人間が作り出す虚構について改めて考える ― STAP論文問題、ゴーストライター問題などから ―

stap_giwaku.jpg 新年早々、STAP論文の不正確定のニュースと、佐村河内守氏とJASRACの契約解除のニュースが流れていて、「今年もまたこの話題か・・・」という感想ではありますが、ブログに2012年から昨年にかけて、「我々人間が作り出す虚構」や「若い研究者の特徴」といったことをテーマに、思うことをいくつかの記事に書いてきたので、このあたりでまとめてリンクしておきます。

 まだSTAP問題やゴーストライター問題が噴出する以前の記事は、iPS細胞の臨床応用に成功したと嘘をついた看護師や、自分でその辺の石を地面に埋めて自分で「石器だ」と言って発掘した学者、アドルフ・ヴェルフリなどの歴史上の「嘘つき」人物の例を挙げて、(私自身を含めた)人間という生き物の不思議さを語ってみていますが、STAP問題やゴーストライター問題を知った今も、思うことは、ブログ記事の中で書いた以下の文章の通り、自分としては変わらないと感じています。

「自分も(職場や知人関係などにおいて小さな嘘をつくことがあるなど)嘘をつく人間という生き物の一人であるが、なぜ自分は、佐村河内氏の嘘や小保方氏・理研の不正を人としておかしいと感じることができ、そのような自分の価値観を正しいと信ずることができるのだろうか」


●我々人間が作り出す様々な虚構について
http://iwasaki-j.sblo.jp/article/60189340.html

●続:我々人間が作り出す様々な虚構について
http://iwasaki-j.sblo.jp/article/90201186.html

●「ゴースト知覚業」(知覚代理ビジネス)は成り立つか ― ゴーストライティング時代の次の時代における「知覚原作権」の概念 ―
http://iwasaki-j.sblo.jp/article/86749957.html

●『ちいさなちいさな王様』から学びたいこと ―撤回する必要のない、小保方晴子氏の子供時代の「論文」―
http://iwasaki-j.sblo.jp/article/90525685.html

●私なりの若い学生・研究者分析(STAP細胞騒動や論文の言葉遣いをめぐって)
http://iwasaki-j.sblo.jp/article/92897335.html

●疑似科学にまつわる懸念 ― 疑似科学ではない超音波知覚と疑似科学である動物駆除超音波装置を例に ―
http://iwasaki-j.sblo.jp/article/102454374.html


【画像出典】
●小保方晴子のSTAP細胞論文の疑惑
http://stapcells.blogspot.jp/
posted by 岩崎純一 at 21:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会論・人生論

2015年01月05日

将棋三昧の年末年始

 この年末年始は、一言で言えば将棋三昧の年末年始だった。指すほうもテレビで見るほうも。「三昧」と書くと一日中こればかりやっていたような書き方だが、日本の正月らしい個人的イベントとしては、雑煮を食べるなど以外には、書き初めやカルタ取りなどはせずに将棋くらいしかしていないという意味である。

 見るほうでは、タイトル戦(王位戦・王座戦・竜王戦)やNHK杯の対局の数々、「第40回将棋の日 in 秋田」、「新春お好み将棋対局 〜女流棋士壮絶バトル〜」を見た。

 羽生善治四冠が数年に一度の覚醒期に入っているので、しばらくは誰もその勢いを止められそうになく、再び五冠か六冠に返り咲くのは間違いないと思うが、そんな中、哲学を専攻する学生でもある糸谷哲郎新竜王の誕生は素晴らしかった。

 もちろん、高橋道雄九段が「相手(の森内俊之九段)に失礼だ」と述べた「2三歩問題」などのように、やや態度が荒いところも確かに見受けられるものの、そのあたりさえ磨かれれば、より素晴らしい棋士になると思う。竜王戦に限らず、今年度勝率が3割代に落ち込んでスランプに入っているはずの森内九段の貫禄のある姿勢には、成績にかかわらず大きな感動があったし、棋士・人間の格の高さというのは棋力を超えたもの、一種の哲人性・霊性のようなもののことを言うのだということは、改めて感じた。

「第40回将棋の日 in 秋田」のリレー将棋では、最後の詰みがあっけなかった気がしたが、島朗九段の面白い解説が見られたのがよかった。

「新春お好み将棋対局」のトーナメントでは、清水市代女流六段が早々に負けて棋譜読み上げに回っていたのがなかなか不思議な光景だったが、腐らず丁寧に読み上げていて感じがよかった。NHK杯のテレビ解説での姿勢や言動について、間が悪いとか無表情すぎるとか色々言われているが、最近はそこまで悪くないと思う。

(かくいう私も、以前よりNHK杯での清水女流六段の間の取り方や解説しているプロ棋士への態度に危うさや不安を覚えていて、誰かがすでにネットで言及しているはずだと思って昨年にネット検索したところ、案の定まとめサイトなどを発見した人間である・・・。)

 優勝は、フリーで初代LPSA代表理事の中井広恵女流六段。現LPSAからは渡部愛初段も出ていたが、女流棋士の皆さんを見ていていつも考えるのは、連盟とLPSAとの微妙な関係のことばかりである。米長会長から谷川会長になっただけでも随分状況が変わると思ったし、実際に一度はいざこざが収束しかけたわけだけれども・・・。

 今回も、よくよく見てみればタイトルの通り、連盟の女流棋士 vs LPSAの女流棋士という女性同士の壮絶バトルだったわけだ。こういう仲違いは、一度始まったらなかなか収まらないのが人の世の常ということだと思う。

 指すほうは、対面でもネットでも指したので、内容的なバランスはとれているとは思う。ただ、将棋ばかりしすぎて無駄な疲労が溜まったというか、指し終えてみると、指す意味のない無謀な将棋も多々あった気がしているので、もっと丁寧で有意義な将棋が指せるようになりたいと思う。

 対面対戦(特定の知人とのネット対戦を含む)では、自分が駒落ち(上手)で、一枚落ち(飛)、二枚落ち(飛角)、三枚落ち(飛両香)など色々と工夫しているが、私の場合、感覚的にも統計的にも飛角落ちよりも飛両香落ちのほうが勝てていない状態だ。つまり、両方の香車がないくらいなら両方の大駒がないほうが勝率がよい。これは、矢倉に組みきらずに(玉を囲いきらずに)中住まい気味にしたままで指す自分の棋風を示してもいると思う。

 ネット将棋の世界は、相変わらずそんじょそこらの将棋道場よりもレベルがべらぼうに高く、インフレ状態が続いていて、81道場の段級位は町道場よりも一つか二つ高いくらいだが、将棋倶楽部24では5級〜10級もあれば町道場では余裕で初段・二段認定されるレベルだ。24で7・8級もあれば、職場や学校のクラスや近所では無敵状態と思ってほぼ間違いない。

 私も、最近は24では指していないが、5・6級で負け越していたときでさえ、家族や知人との対面対戦では無敵状態で、先述の駒落ち戦の全てで勝ち越し(というより勝率8〜9割)だった。でも、81道場や24ではコテンパンにされる。どう見てもプロ棋士やアマ高段者の練習場と化しているとしか思えない。

 将棋ウォーズでも指したことがあるが、こちらは文化としての将棋というよりは若者向けゲームとしての将棋を重視した体裁で、「棋神」という自動で五手を指してくれる将棋の神を降ろせる機能があるなど、どうにも将棋に集中できないので、すぐにやめてしまった。しかし、将棋連盟公認であるのは(しかも、金を払えばゲーム内の段級位で公式免状がもらえるのは)、将棋倶楽部24と将棋ウォーズであるという、よく分からないシステムになっていて、81道場は連盟から単に後援されるにとどまっている。

 私のもう一つの大きな趣味であるF1でも「金でシートが買える」状況だが、将棋でも「金で段級位が買える」状況なのは残念に思っている。

 プロ(四段以上)と奨励会以外のアマチュア段級位・町道場の段級位は、かなりデタラメだと思って間違いない(ある町道場の3級が隣の町道場では二段だったりする)状況なので、それを知らずに喜んで金で免状を買う人以外には何の関係もないかもしれないが、それにしてもいまいちよく分からないシステムである。

 おまけだが、気軽に友達と遊びで将棋を指すなら、SDIN無料ゲームのサイトがおすすめである。

 私はチェスもやるのだが(勝率も将棋とほぼ同じなのだが)、自分の感覚に合っているのはやはり将棋の方だとは思う。でも、チェスも楽しいゲームだし(欧米では、スポーツ扱いでもあり、芸術扱いでもあり、知の頂点扱いでもあるし)、羽生四冠と元チェス世界王者ガルリ・カスパロフ氏との対戦にも大いに感動した。

 将棋でもチェスでも、その棋士・人間としての佇まいでも、長年日本のトップの座を譲らない羽生四冠には敬服するし、糸谷新竜王に挑戦して再び竜王位に返り咲き、永世七冠となられるのを期待してしまう。
タグ:チェス 将棋
posted by 岩崎純一 at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味の話

2015年01月01日

謹賀新年

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
posted by 岩崎純一 at 14:23| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ・挨拶事項