2017年06月08日

4月2日・9日の発表の文字記録、配付資料を掲載しました

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 お久しぶりです。かなり多忙のため、サイトやブログの更新が全くできていませんでした。まだ多忙の日々は続く予定ですが。

 ひとまず、4月2日・9日のトーク・イベント(関根ひかりさんの個展内)について、私の発表部分の文字記録、配布資料5部を全て掲載しました。写真も何枚か掲載しました。当日は、所用や体調の悪化でお越しいただけなかった方々もいらっしゃいましたので、ぜひご覧いただければと思います。

http://iwasakijunichi.net/kenkyukai.html(文字記録、配付資料)

http://iwasakijunichi.net/joho/jimbun.html#jimbun2017(活動年表のページ)

http://iwasaki-conlang.com/sekinehikari-koten.html(岩崎式日本語の特設サイト内のページ)

 また、関根ひかりさんの「lesson」という映像作品に参加しましたので、下記のページで紹介しています。関根さんの個展でも展示(ループ再生)されました。

http://iwasakijunichi.net/joho/fields.html#art
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2017年04月14日

関根ひかり × 岩崎純一 トーク・イベント(全4回)の御礼

 4月2日と9日のトーク・イベントにお越し下さった皆様、ありがとうございました。
 岩崎式日本語以外のテーマでもすでに交流のある方々から、今回初めてお会いした方々まで、皆様にお会いできて大変嬉しかったです。
 トークの内容は、後日掲載する予定です。

→ トーク・イベントの詳細はこちら



 また早速、日芸マスコミ研究会のブログに、トークの内容のまとめ記事(ご参加下さった日芸マス研の伊藤さんのご執筆)が掲載されていますので、紹介させていただきます。

「関根ひかり×岩崎純一 トーク・イベントに行ってきました!」
(日芸マスコミ研究会様のブログ)
http://nuartmasuken.jugem.jp/?eid=774
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2017年03月06日

関根ひかり × 岩崎純一 トーク・イベント(全4回)のお知らせ

「言語が生成する場としての作品」を制作している関根ひかりさんの個展「話せることの使命」の中のトーク・イベントで、人工言語「岩崎式日本語」の制作者として語ります。
 ぜひお越し下さい。

(2017/4/2、4/9 全4回)

→ トーク・イベントのご案内はこちら

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2017年01月08日

2016年末の一斉送信メールの転載

2016年12月11日

以下の皆様各位
(岩崎純一のウェブサイトのご訪問者・閲覧者・ご相談者、共感覚実験などでご協力いただいた方々、勉強会・交流会関係の方々)

拝啓 師走の候、ご多用の中失礼いたします。
 平素は大変お世話になっております。ご無沙汰しております。
 およそ半数ほどの方々には、半年から一年ぶりのご連絡となっており、大変ご迷惑をおかけしております。申し訳ございません。

 さて、共感覚や直観像記憶(映像記憶)、発達障害、サヴァン症候群など、人間の知覚・感性全般への関心からスタートした「岩崎純一のウェブサイト・ブログ」も、現在では様々な分野を扱う場となり、大学に招聘いただいて講義を行うなど、活動は教育現場にも広がってまいりました。
 一方で、サイトへのご訪問者・閲覧者を集めて開催する勉強会・交流会は、実施が滞っており、申し訳ございません。

 下方に、本年2016年の各分野での活動や動向を記しておきましたので、ご参照いただければと存じます。

敬具

岩崎純一

●岩崎純一のウェブサイト
http://iwasakijunichi.net/
●岩崎純一学術研究所
http://iwasakijunichi.jpn.org/
●メールアドレス
iwasaki-j@iwasakijunichi.net

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◆【共感覚関連の動向】

 本年は、私の共感覚関連活動があまり振るわなかったのみならず、500名の被験者を募集していた日本共感覚協会(東大の松田英子氏主催)のサイトが閉じられるなど、日本の共感覚界全体としての転機の年だったようです。
 ただし、研究者の共著である『共感覚から見えるもの』(北村紗衣編、勉誠出版)が出版されたことは、有意義でした。
 2015年に引き続き、日大芸術学部などの芸術系大学・学部から共感覚で卒論を書く学生が出たほか、日大の文芸学科の山下聖美先生など、本著の著者とも大いに交流させていただきました。

 私自身は昨今、数名の仲間と共に日本共感覚研究会(名称は協会と似ているものの、別団体)として、共感覚研究そのものよりも共感覚者や研究者の動向を追うことを主眼としておりますが、ここ数年間は、危険ドラッグや大麻、コカイン、MDMA、覚せい剤などを服用している共感覚者を発見することが増えております。
 私自身の関心も、共感覚や発達障害の自然科学的研究よりは、危機感から日本の社会・教育・時代の現状の是正へと移っており、共感覚探偵と化しております。
 今年、女性セブンからのインタビューを受けたのも、子育てをする母親への啓蒙のためです。(バックナンバーから購入可能です。)

 2020年の東京オリンピックなど、日本全体で盛り上がりの機運を高める必要性があるためか、政府や学術団体の文化事業の一つに「共感覚イノベーション」事業が含まれるなど、今後はグローバルな商業ベースや日本の国益に直結するような共感覚ビジネスや感性関連事業が発展していくものと思われます。いわゆる「IR推進法案」も衆院で可決され、成立する見通しで、カジノ産業・ギャンブル産業とも重なっていくのでしょう。

 ただし、大麻などの一部の薬物が合法化されている欧米の国や州では、当然、日本ではできない薬物共感覚実験が可能であり、最も日本の法令から遠い価値観を持つのがオランダです。
 芸能人の違法薬物関連犯罪は、大々的に報道されますが、共感覚と違法薬物の結びつきも、当然こういった薬物ブームと連動しております。
 今年も、元野球選手の清原和博やミュージシャンのASKAなど、スポーツ選手・芸能人・文化人が逮捕され、そのたびに、当サイト宛てに共感覚と覚せい剤などの違法薬物との関連に関する賛否両論のお問い合わせがあり、私としても危機感を持っているところです。

●日本共感覚研究会
http://iwasakijunichi.net/jssg/

●知覚・共感覚のページ
http://iwasakijunichi.net/synaesthesia/

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◆【その他の知覚関連の内容(超音波知覚など)】

 超音波知覚については今年、産業技術総合研究所(AIST)に出向いて、超音波知覚者コミュニティ東京でのフィールドワーク活動を報告し、妄想性の共感覚や統合失調症の幻覚との区別が理解されるなど、有意義な年となりました。
 共感覚者や発達障害者が皆超音波知覚者とは限りませんが、今後とも以下のコミュニティのマップを中心に更新し、消費者庁や公正取引委員会などに調査結果を報告してまいります。

 また、何軒かの個人宅から、隣人の庭先の猫除け超音波装置などによる睡眠妨害などのご相談を受けております。
 こちらにつきましては、公共施設・商業施設などの装置についての調査よりも対応が遅れてしまうことをご理解いただき、お待ちいただいている状況です。

●超音波知覚者コミュニティ東京
http://iwasakijunichi.net/choonpa/

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◆【岡山県の陸軍部隊の調査】

 共感覚や発達障害、精神病理学などに関連して、一見関連のない岡山の郷土部隊の研究が進んだ年でもありました。
 私の親族・知人には、共感覚者、アスペルガー症候群傾向の人間や軍人関係者が多く、陸軍将校であった祖父や近衛兵であった曾祖父に見られる戦争神経症をはじめとして、殺人、致命傷、暴行加害、暴行被害などによる脳へのトラウマ的ダメージが共感覚やHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン、極度の過敏体質)、発達障害、サヴァン症候群などの出現などにどう影響するかを知りたく、まずは戦史の事実関係を調査しております。
 かの石原莞爾がアスペルガー症候群だったと言われるなど、当時の上中級軍人には特殊能力者を思わせる痕跡はかなり多く、むろん当時は戦争勝利のための能力が求められたにせよ、陸軍将校・近衛兵の血を引く共感覚者である私としましては、極めて関心が深いところです。
 岡山出身の閲覧者の方は少ないですが、ご関心のある方はご注目下さい。

●岡山の郷土部隊の調査研究
http://iwasakijunichi.net/okayama/

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◆【岩崎式日本語の開発】

 この言語についても活動は続けておりますが、進展の程度は芳しくないところです。
ただし、本年は、東京芸術大学大学院の関根ひかり氏と共に、下記の特設サイトを立ち上げ、活動を開始しました。
 岩崎式日本語の世界は、いわば語学どころではなく、言語学、哲学、人間学、精神病理学、数理論理学などを含んでおり、難解であるというほかなく、人に勧めるという性質のものではないですが、ご関心のある方は今後ともご注目いただければ幸いです。

●岩崎式日本語・言語学のメインページ
http://iwasakijunichi.net/gengo/

●岩崎式言語体系ペディア(百科事典)
http://iwasakijunichi.net/isrelangs-pedia/

●岩崎式日本語特設サイト
http://iwasaki-conlang.com/

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◆【各種被害女性の専用寮への協力】

 以前より、性被害、DV被害、特殊な身体障害などを抱える情報秘匿型の女性寮の総務・事務・サイトシステム管理の協力をさせていただいております。
 教室にまでお邪魔して学生に語る大学での講義とは異なり、(各女性の個室に入れないので)共用スペースや庭先程度までの訪問になっておりますが、簡単な座談会などに招聘されており、今後とも活動を続ける予定です。
 こういった被害女性専用施設(DVシェルターなどと呼ばれる)は、施設名称や所在地などの情報公開型(ノンコンフィデンシャル)と情報隠蔽型(コンフィデンシャル)とに分かれており、前者はNPOや自治体、後者は心ある個人資産家や被害者の親族・遺族の手によるものが多くなっております。
 私のサイトへのご訪問が縁でご入寮された女性は、性被害やDV被害によって脳神経系がダメージを受け、共感覚や場面寡黙症、社交不安障害などが発現した女性となっております。

●シェアハウス型女性寮との連携、および入居女性による特殊症状・知覚の解説の分担について
http://iwasakijunichi.net/confidential.html

●女性寮サイト
http://confidential.jpn.org/

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◆【和歌・古典の調査】

 同じく長年続けております和歌・古典関連では、本年もいくつか調査・研究を提供いたしました。
 地方の神社の境内には、今でも建立の経緯や出典が不明の歌碑(石碑)があり、地元住民の団体からこの和歌の分析・解釈を依頼され、提供するなどしました。
 その他、以下のページをご覧下さい。

●和歌の調査研究・仕事歴
http://iwasakijunichi.net/waka/rireki.html

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◆【ウェブサイト自体について】

 岩崎純一のウェブサイトは、ソースコードも岩崎の手打ち入力による自作であり、本年から本格的にスマートフォン対応いたしました。
 Googleは、端末の画面幅によって自動的にレイアウトが変わるレスポンシブ・デザインを推奨しておりますが、最近ではこれを好まず、こだわりのあるサイトを望む人も増えており、本サイトも、手動でのレイアウト切り替えボタンを設置しております。
 また、白黒基調の新聞のような外観を好む私ではありますが、現在のところ、長年の皆様との交流で定まってきたテーマカラーである緑を基調としたサイトにしている次第です。
 万人向けのサイトというものはないとは思いますが、ご要望やご不満点などあれば、ぜひお問い合わせ下さい。

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◆【ご意見・ご感想・ご要望などをお寄せ下さい。】

●岩崎純一のウェブサイトへのご意見をお寄せ下さい。
(ここが見にくい、こういうページが欲しい、など)

●岩崎純一の活動へのご意見をお寄せ下さい。
(こういうことをして欲しい、など)

●岩崎執筆の文章が掲載された無料学術雑誌で、まだ在庫があるものがございます。ご希望いただければ郵送いたします。詳しくはサイトをご覧下さい。

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◆【一部の方へのお願い】

 時々、岩崎純一のウェブサイト内の共感覚画像などを、著作権法に違反して、商品として使用し利益を得たり、岩崎が一部の権利を持つ(出版権は出版社が持つ)岩崎登場の雑誌ページをスキャンしてネット上にアップしている方がおられます。
 後者の場合、私自身の権利上の処理のみならず、出版社への厚意での報告など、本来不要な手間がかかってしまいます。
 岩崎純一の多くの著作物は、著作権法や岩崎自身が主張しているクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下で提供しております。
 以下のページ内容にご注意いただければ幸いです。

●法令に基づく表示
http://iwasakijunichi.net/law.html(岩崎純一のウェブサイト内)
http://iwasakijunichi.jpn.org/law.html(岩崎純一学術研究所内)

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 長い報告となりましたが、ご一読いただいた方々には厚く御礼申し上げます。

以上

岩崎純一
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2017年01月07日

遅い?新年の挨拶

皆様

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

 とは言っても、毎年迷うのが挨拶の仕方、季節のマナーです。今日からは、年賀状への返信などは、寒中見舞いになりますね。しかし、これも人によって感覚が違うらしく、1月5日から寒中見舞いだという人もいれば、1月15日あたりでも「明けましておめでとうございます」と言う人もいます。こういう場合は、送る相手の社会的地位、マナー感覚、普段の性格、日本語の癖などから類推して文面を変えたり変えなかったりする、というところに落ち着くのが「マナー」かもしれません。

 このほか、「新年明けまして」は間違いで「明けまして」で始めるのが正しい、目上の人には「迎春」では無礼で「謹賀新年」が正しいなど、注意すべきとされる点も色々とありますね。年賀状の相手を、「最初から送る人」と「もし年賀状を頂いたら返信する人」と「メールで新年の挨拶を送る人」と「新年の挨拶自体送らない人」とに分ける作業も人によってはあるでしょうが、もはや分けるほどの人数に年賀状を出さない人のほうが多いはずで、私もそうです。

 私としては、目下の人から「迎春」「新年明けまして」の年賀状やメールが来ても、「まだ(知識としては)日本語やマナーを知らないのだな」と思うだけで、言語能力やマナーがない人だとは思いませんが、古い社交辞令の知識が足りないことについては、年配の人、高齢者ほど結構な剣幕で怒る割合も高くなるので、注意するに越したことはないようです。

 ただし最近では、こういった「人の顔色を窺って、良き社会人としての自分の立ち位置を維持する」社交辞令上のマナー(表向きのハードでフォーマルな面)よりも、例えば、独身者に対して家族の写真を裏に載せた年賀状を出さない、心身が大変な状況にある人に対しては、葉書での返信が大変な(暗黙裡に返送を強要することになる)年賀状よりも自分なりの言葉で温かいメールを送る、など、相手が置かれた状況についての内面的な(ソフトな面での)思いやりのほうが、人として大切だと思います。日本中、世界中の人々全員が正月を同じように祝っていると思うことが、最大のマナー違反と言えるかもしれませんね。

 しかし、これも社会の上層部の年配男性や一般の高齢者ほど、後者(ソフトなマナー)よりも前者(ハードなマナー)を重視しているということは、社会に揉まれる中で如実に感じるわけで(冠婚葬祭、中元、歳暮など)、伝統的な社交辞令文化と新時代の挨拶マナーの程よい折衷文化が日本に起きるのは、もう少し先になるのだと予想しているところです。

 一方で、このあと1月末の旧暦の元日に、旧暦で生活している和歌関連の数名の知人と新年の挨拶を交わすことになりますが、これらの方々との挨拶も、次第に気軽なメールや新暦での普通の挨拶に移行しており、時代錯誤・時差ボケとさえ言えるような旧式の社交辞令は、もはやほとんど無くなっています。それでも、時候の挨拶、年賀状、冠婚葬祭、中元、歳暮、葬式仏教などが「社会人として守るべき日本の伝統」だと思って新卒の若年者を叱っている企業の上司の皆様方、社会の上層部の人々には、それらのほとんどが明治の近代化によって初めて成立したものであることを知って、表向きではない旧暦生活の圧倒的な伝統を目にしていただきたいということは、しばしば思います。

 ともかく、今のような時代にあっては、どの世代が特に正しくて、どの世代が特に間違っているということはないと思うわけです。時代を知れば知るほど、何がマナーなのかが分からなくなるのが奇怪です。
タグ:新年
posted by 岩崎純一 at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ・挨拶事項

2016年11月21日

日本大学芸術学部図書館刊行誌に執筆

 あまりの多忙ぶりに自ら辟易する日々でしたが、半年間何とか過ごして参りました。ブログの更新が不定期になり、申し訳ないです。

 報告が遅れましたが、下記の日本大学芸術学部図書館刊行誌に執筆しております。まだ手元に余っていますので、欲しい方はご連絡下さい。

●ユートピアとアンチユートピアの融合を目指して ― 畑中純の描いたアンチユートピア「九鬼谷温泉郷」から現代を眺める ―
(「日本のマンガ家 畑中純」、日本大学芸術学部図書館、2016年)
日本のマンガ家 畑中純

●松原寛哲学の真髄 ― 日本大学藝術学部に築かれた「聖なる総合文化」としての「日芸」 ―
(「日藝ライブラリー 日本大学芸術学部図書館活動誌」 No.3 特集「日本大学芸術学部創設者 松原寛 日芸魂の源流」、日本大学芸術学部図書館、2016年)
日藝ライブラリー No.3
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2016年06月21日

昨日の日本大学藝術学部での講義

 昨日の日本大学藝術学部文芸学科での朝からのゼミと授業(と雑談)を聴講して下さった学生の皆様、ありがとうございました。共感覚から芸術・哲学の話まで、色々と寄り道できたのが有意義でした。

 ゼミのほうは少人数だったので、皆頑張って起きていましたが、原書講読のほうは、早朝における僻地(所沢からさらに奥の田んぼのど真ん中)への通学の疲れからか、何人か寝ていました。しかし結局、山下聖美教授によって全員が私への質問をさせられたので、途中から皆起きましたが、それを私は「大学生は可愛いもんだ」と思ってしまいました。

 その後も、先生方のお勧めの講義を学生に交じって聴講させていただきましたが、どんどん学生たちの後ろ頭が下がってゆく光景が圧巻でした。選挙権を与えられたところで、高齢者や団塊の世代の巨大勢力には勝てないと分かっているからこその、ニーチェの「能動的ニヒリズム」としての「積極的睡眠」なのかもしれません。

 ちなみに私は、小学校、中学校、高校、大学を通じて、授業中に一度も寝たことがありません。私のようになれとは言いません。

 しかし、もう少し人間や社会に深い関心を持って生きてみてはいかがでしょうか。

 講義の合間にキャンパス内をうろうろしましたが、かなり広大なので、先生も学生も大変だろうと思いました。密かに大学ウォッチングも本格的に開始したいと思いました。

 私も普段、様々なことでやや疲れていますが、頑張りましょう。
posted by 岩崎純一 at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ・挨拶事項

2016年04月30日

非公開シェルター型女性シェアハウスとのコンテンツ連携について

 女性に特有の精神・身体症状や共感覚、その他の特殊知覚様態について私(岩崎純一)にご相談下さっている(ご相談を検討されている)女性の方々向けの解説を、以下のページに書きました。

 特に、女性から私の元にご相談をお寄せいただいている精神・身体症状のうち、社会通念上、男性である私のサイトで扱うよりは、女性の皆様自身が解説を担当したほうが望ましい内容について、内訳を書いていますので、ご参照いただければ幸いです。

 現在、該当する症状の解説は、主に「(続)岩崎純一さんに会いたい会」、「岩崎純一さんのお話を聴く会」、「岩崎純一さんとの合同勉強会」のメンバーが住む女性寮(精神障害、DV・性被害、共感覚などを抱える女性による非公開シェルター型シェアハウス)の女性スタッフや入居女性にお任せしております。

「シェアハウス型女性寮との連携、および入居女性による特殊症状・知覚の解説の分担について」
http://iwasakijunichi.net/confidential.html

 私自身、自分にまつわるこういった名称のサークルが周囲で作られることについて、嬉しいながらも、いつも色々と複雑な思いはあります。人間の感覚・知覚・認識・思考・社会・歴史全般をまじめに哲学する、という私自身の原点を忘れないためにも、こうしてかなり堅苦しい断り書きをサイト上に載せることがありますが、ご理解のほどよろしくお願い致します。

 共同体や理想郷といった概念について、上記の私にまつわるサークルと関連付けて、別のブログ記事も書いておきました。

http://iwasaki-ningengaku.sblo.jp/article/175083130.html
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2016年04月15日

「女性セブン」に共感覚の記事が載ります

 4月21日発売の「女性セブン」(5月5日号)に、私の共感覚についてのインタビュー記事が載ります。

 私の印象では、インタビュアーの共感覚に対する姿勢や関心は的確で、大学・研究機関における共感覚研究者の紹介を求められたので、何人かお教えしたところ、その先生方のインタビューもきちんと実施されています。「女性セブン」特有の、主婦・OLを中心とする女性読者を意識してか、私とその先生の元に寄せられている、母親たちからの我が子の共感覚の悩み相談などに触れていらっしゃり、読みやすい内容であると感じました。

 私のところには、いまだにこういった相談が来ます。

「ウチの子はドミソの和音を青色だと言うのですが、何かの障害を持っているのでしょうか。どう育てればよいのか分かりません」

「そういう感性に自分はイライラするほうなので、今にも我が子を虐待しそうです。私たち親子はどんな生き方をすれば救われるでしょうか」

「私はパワハラや性被害を受けてから、突然文字に色が見えるようになりました。ショックで脳の配線が変わったのだと思いますが、コミュニケーションや読書はできているので、はた目には分からないと思います。でも、仲間が欲しいです」

 私の場合、もう12年ほど独立独歩で運営している個人・在野のサイトであるので、日本の女性・母親・OLが抱える極端な本音がやたらと集積しやすい環境になってしまっていることもあると思いますが、上記のような大学の先生の元にも、ある程度は似たような相談が寄せられていることを知り、今回はむしろ安心しました。

 決して狙っているわけではありませんが、「女性セブン」のような女性誌に、「本気で日本の子供の共感覚を応援している成人共感覚者」のコメントが載れば、いじめや虐待がいくらかでも減ることは簡単に予想がつくわけで、それならばと取材を受けましたし、このブログでも紹介しておきます。

「女性セブン」公式サイト
http://josei7.com/
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2015年12月23日

本年の勉強会・フィールドワークなどの活動報告

「日本共感覚研究会」は、2015年7月末より「岩崎純一の個人交流会・勉強会」の一つとして機能しているため、サイトのアドレスも以下の通り変更となっております。

◆日本共感覚研究会
http://iwasakijunichi.net/jssg/




 本年のサイト関連活動のうち、オフ活動を中心に、以下にまとめましたので、ご参照いただければ幸いです。


【交流会・勉強会全般】

 本年も、回数は少ないながら、勉強会・オフ会を開催しました。ご参加者の皆様には、心より御礼申し上げます。

個人交流会・勉強会 主催の私は、時間的制約はそれほどない一年でしたが、仕事その他に心理的に忙殺されて、なかなか共感覚その他のサイト本来の内容に集中できず、回数は少なくなってしまいました。

 そもそもサイトの内容(共感覚研究、文芸、言語体系考案、新しい人的交流・コミュニティの建設など)そのものを仕事とし、学術的知見の蓄積に邁進できるような状況を構築できれば理想なのですが。

 私のリーダーシップ不足もあり、皆様にはご迷惑をおかけいたしているところです。


【知覚・共感覚関連】

 本年の初頭に、「共感覚記憶データベース」として、新たな共感覚の例を多く掲載しました。これ自体は、楽しいものでした。

岩崎純一の共感覚データベース 文理系双方の研究者からのアプローチは本年もあり、私の共感覚や脳神経系のはたらき、他の霊長類の見ている世界との類似を研究したいとのご要望もございました。

 ただ、やはり共感覚研究の予算を有利にとるための学会などの短期決戦が求められる状況では、このような私の共感覚や膨大なデータベースの研究は、時間がかかってどうしようもないようです。いわく、「岩崎さんの共感覚学術体系が哲学的・芸術的なものとして完成しすぎていて、学者の私たちが手を出せない」上、「何らかの共感覚事業に生かせるようなものとは考えられない」とのことで、残念ながら本年は神経科学系の学者・研究者の意向には合致しませんでした。
(この「共感覚事業」とは、下方の「共感覚イノベーション」関連の話にも関係します。)

 一方で、日本大学藝術学部にゲスト講師として呼ばれ、宮沢賢治や尾崎翠などの日本近代文学における共感覚表現から始まって、共感覚者としての人生全般や哲学について、お話してきました。大変に心地よいものでした。

 また、大学院生・大学生・高校生・中学生・小学生から私の共感覚を学習発表や卒論のテーマに選びたいとのご要望もありました。未成年の場合、学校の先生を通じて書簡で依頼状をいただくこともございました。

 こちらにも全面的に協力はいたしましたし、子供との交流は楽しかったですが、礼儀・コミュニケーション・社会通念上のやりとりという点については、少なからず不満の残る一年でした。

 例えば、中学生・小学生に対して私の共感覚データをPDF添付や画像ファイルのいずれで送信すれば学校の設備・端末や彼らの学習上の都合に合致するかを、担当教員に伺っても、返信がなかったり雑な返答しかないなど、大変に困ったものでした。担当教員には、私と同世代の方々も多いですね。もっとしっかりしていただきたいと、じれったく思いました。

 一方で、「自分も共感覚を公表したいが、岩崎さんは共感覚の公表が親類・職場・友人・知人に知られたときに失う社会的リスクの危険性とどう向き合っているのか」といった悩み相談も、受験生・新卒生などから受けました。こればかりは、毎年のように相談を受けます。

日本共感覚研究会トップ さらに本年は、昨今の危険ドラッグの流行と共感覚との結びつけに悩まされる一年でもありました。

 元々、LSDの服用が共感覚をもたらすなどの知見は知られていますが、日本の危険ドラッグ使用者らが身勝手に、こういった知見から共感覚に興味を示し、私にアプローチしたものと思われます。こういった状況に鑑み、共感覚と覚醒剤・麻薬・危険ドラッグとの関係をクローズアップする目的も兼ねて、これまた私自身が日本共感覚研究会を立ち上げました。

●日本共感覚研究会の調査報告書
http://iwasakijunichi.net/jssg/hokokusho.html

●麻薬・覚醒剤・危険ドラッグ・指定薬物等による共感覚の出現の知見の有無と当該薬物の国際条約及び世界各国・日本国の法令等における扱いとの対応表
http://iwasakijunichi.net/jssg/hokokusho/hokokusho4.pdf

 違法性がある場合、私は容赦なく警察や自治体に通告し、日本の自称共感覚者たちをもどんどん捜査すべきだと勧めています。しかし一方で、良くも悪くも、強烈な共感覚をもたらす成分の詳細までもが、危険ドラッグ使用者の「おかげで」分かってきてしまいました。あくまでも学術的知見として学術目的において、研究会サイトの報告書をご覧下さい。

 それに、「共感覚イノベーション」などの言葉が政府機関や政府系特殊法人の事業計画などで流行していまして、一体それが何なのか、どれほど国費や税金を無駄使いすることになるかを追求するため、以下のような研究も始めました。

●産学官民による「共感覚・知覚・感性」関連事業の2020年東京オリンピック・パラリンピック利権化に対する注視
http://iwasakijunichi.net/jssg/hokokusho/hokokusho6.pdf

 ただし、ここまで書いておきながら言ってしまいますが、私は、日本の共感覚研究は、悲観的な意味で社会的にも時代的にもほぼ終わっているものと考えています。今後の日本で、私利私欲を我慢して本気で取り組む人物が出ない限り、後世に残るような深遠な内容を持った知覚・共感覚研究の知見など出ないと思っています。

 学者・研究者や大学の動向を見る機会は極めて多い方ですが、興味深いことに、共感覚研究でも、共感覚が金になることが確証されないと、共感覚関連の研究室に設備を導入することができないわけです。逆に言えば、共感覚が「共感覚事業」として金になるかのように、上手に国や自治体、大学の運営陣にアピールできている学者・研究者にばかり、優先的に予算が投入されています。悲しいことだと私は思います。

 日本共感覚協会のサイトも閉じられました。


【超音波知覚者コミュニティ東京】

超音波知覚者コミュニティ東京 これも知覚関連コンテンツの一つと言えますが、本年は特に大きな成果がありました。「東京タヌキ探検隊!・東京コウモリ探検隊!」の宮本拓海隊長との共同研究・フィールドワークの実施、およびその報告書については、以下に示した通りです。

●「バットディテクター(コウモリ探知機)を用いた池袋・丸の内地区の超音波装置の設置箇所などの探索・特定および岩崎純一代表の超音波知覚の検証のためのフィールドワーク」
http://iwasaki-j.sblo.jp/article/165547993.html

●ニコニコ学会βの動画が公開(超音波知覚者コミュニティ東京への東京コウモリ探検隊! 宮本拓海隊長のご協力)
http://iwasaki-j.sblo.jp/article/170411436.html

 この報告書については、来年、知覚・共感覚関連でお世話になっている東京大学の音声学・物理学などの諸先生方などにお配りして、予算と学生の投入を促すか、それとも宮本氏のように在野の非専門家としてのシチズン・サイエンス(オープン・サイエンス)の矜持を保ち、このまま私的学術サークルとして進んでいくか、検討する年となるでしょう。

 本年は、丸の内地区に加えて、池袋地区にも、多数の超音波発生機器を発見し、以下のブログ記事を書くに至りました。西武池袋本店のネズミ防除装置の発見から始まった同地区の研究は、セゾン・そごう・西武・西友グループ系列の店舗全体へと広がっています。装置の設置は、各テナントではなく、企業方針であることが分かってきました。

 本店・支店級の代表電話やインフォメーションセンターの窓口の女性の皆様に、装置の設置が企業方針であるかどうかを尋ねてきましたが、超音波知覚への関心どころか、自社の設備についての物理学上の知識を持って応対しているはずがありません。

 ただし、お一人だけから「はい、設置しております・・・。私にも超音波が聞こえてます・・・」との回答を得ました。超音波装置の設置が西武系列企業の方針であるとの完全な確証をとるのは、来年になりそうです。

●超音波発生装置のもう一つの牙城 〜池袋の西武・LIBRO・PARCO・西武池袋駅構内〜
http://iwasaki-j.sblo.jp/article/154668379.html


【言語学・言語体系考案関連】

岩崎式日本語ペディア 岩崎式日本語については、以下の「岩崎式日本語ペディア」を立ち上げ、使用者の多くを占める性被害者施設やDVシェルターの皆様による編集協力を可能にしました。

 岩崎式日本語を中心とする一大文芸体系の創作も、今後いっそう期待できるかと思います。


【精神病理学・精神疾患研究】

 これについては、本年も勉強会メンバーを中心に、各種精神疾患罹患者との交流を深めてきました。解離性障害、PTSD、強迫性障害、不安障害、統合失調症、発達障害、性被害を抱える方々など。

 人生なんてたかが80年ですので、生きている間になるべく多くのタイプの人々の存在を知りたいと思うばかりです。街を歩いたり仕事をしているだけでは、街や仕事に出られるタイプ(一種類)の人たちにしか出会えません。その面白みのなさを超えるのが、私のサイトの最大目的の一つです。

 ところで、昨年と今年は、アメリカ精神医学会がDSM5を発表したことで、世界的な精神疾患の枠組みが変わる過渡期なのです。「アスペルガー症候群」がなくなったり、「障害」が「症」になったり、「症」が「障害」になったりしています。ややこしいものです。

●精神病理学・精神疾患研究
http://iwasakijunichi.net/seishin/


【和歌関連】

 和歌関連については、旧余情会のメンバーが全国てんでばらばらの小規模神社の巫女になったりご結婚されるなどして、私なんかと和歌を嗜んでいる場合ではなくなり、お上品なネット歌会は雲散霧消しつつある状態です。

 私自身の和歌集については、生涯を通じて編纂していく予定ですし、人生のある時期には滞ることがあっても、やめることはないでしょう。

 あるいは、言語・言葉関連の活動は、丸ごと岩崎式日本語・岩崎式言語体系の活動に引っくるめることも考えないといけないのかもしれません。

●和歌・古典
http://iwasakijunichi.net/waka/

●『旧派歌道・歌学の流派・家元・団体の総覧』
http://iwasakijunichi.net/ronbun_ippan/kado.htm

●『新純星余情和歌集』(しんじゆんせいよせいわかしふ)及びその全解釈
http://iwasakijunichi.net/ronbun_ippan/shin_junsei_yosei_wakashu_hyoshi.htm
posted by 岩崎純一 at 11:32| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ・挨拶事項